息子のためにと図書館で借りてきた、虫の本。
カメラマンさんたちの力作だと思われる写真がたくさん載っています。
大人向けのところにあったのですが、
息子も興味津々。
私も、虫は大の苦手
ですが、寝る前の絵本タイム。
好きなのでいいよといっているので、一緒に見ます。
しかも、私が借りてきている…。
そこで、何度も見ているとふと不思議な感情が浮かんできました。
いろんな虫がいるのです。
マジでこれなに?キモイ、みたいな気持ちになるのがほとんどですが、
わ、すごい!というものもあります。
視覚的の最もすごいと思えたもの、それはやっぱり擬態。
枯葉そっくりに擬態する蝶などです。これは環境に似せる虫たち。
びっくりしたのが、毒を内部に保有するアサギマダラのような蝶にそっくりに擬態する蝶。
いやー、どういう進化?個性が大事とか人間界では言われていますけど。
そっくりになっていました。むしろおんなじです。
間違い探ししてもわからないくらい。
人間の世界でも真似をすることは成長につながることはあります。
でも、他の個体そっくりになって身を守るってすごいなと感心しました。
だって、そもそも別の個体。ちょっと似てたやつが生き残って、
その子孫がどんどん似ていった、みたいなことなんでしょうか。
良く考えると、さなぎから蝶になるのもすごいし、
脱皮もすごい。
トンボなんて、ヤゴのときと全然違う生き物です。
虫たちの世界を見ながら、
人間界ってなんだかんだ、想像力に乏しい世界なのかもしれないと思いました。
そうでない人もいるとは思いますが、
ああー、アラフィフママの私はもう凝り固まってしまった頭です。
でも子供といっしょに過ごしていたら、ちょっと世界が開けることがあります。
自分にとっては知らない世界も、入ってみたら楽しいかもしれません。